・理事長 寺田 佐代子(サバイバー、ファシリテーター)

 ・理事 裴 英洙((株)メディファーム取締役、病理医)

 ・理事 瀧山 晃弘(北海道大学分子細胞病理学講座、病理医)

 ・理事 金子 千之(藤田保健衛生大学医療科学部講師、臨床検査技師)

 ・監事 堤 寛 (藤田保健衛生大学医学部教授、病理医)




 

理事長

寺田 佐代子
てらだ さよこ


プロフィール

社会活動

 


プロフィール

 1956年愛知県大府市生まれ。私立南山中高卒業(G22)。
 南山短期大学人間関係科(人関3期)卒業。

 現在愛知県刈谷市在住。43歳時乳がんの手術。2003年3月乳がん患者会「わかば会」を発足。毎年患者会主催の講演&コンサートを愛知県豊明市にある藤田保健衛生大学内にて行っている。このコンサートでは、自らも音楽を楽しむため、医師堤寛教授の演奏するオーボエのピアノ伴奏を務めている。ピアノ歴は3歳から24歳までは熱心であったが途中全く弾かない時期も経て、術後また練習を再開。「音楽は楽しむもの」として、音楽は私にとってとても癒しになることを実感しています。

 2006年5月にオーストラリアのメルボルンにあるGawler Foudation主催の、がん患者のための「10days life & living」という10日間滞在型のプログラムに参加した。以後、オリジナルで考案したセルフケアワークを、セルフヘルプグループにおけるピアサポートとして、がん患者対象に実施している。

 がん患者がセルフケアワークを体験することによって、QOLを高めることにつながることを目指している。

 Ian Gawlerから学んだ、がん患者にとってこころもからだもリラックスする「meditation」の紹介と実践もしている。ガウラー財団のHPのendorsed programs には、「Sayoko Teradaは、ガウラー財団の日本ブランチとしてそのプログラムを実施する認証を得ている」と記載されています。


社会活動

 2005年度より、藤田保健衛生大学医学部の客員講師を務めている。「医療を考えるセミナー」という授業のなかで、医学部3年生対象に「患者の気持ち」を講義している。年に1度、1コマ90分を2コマ授業。
 →リンク(医療を考えるセミナー)

 2006年11月、(社)日本病理学会、第52回秋期特別総会市民公開講座にてコンサートに出演(堤寛先生と共演)。

 2007年3月、名古屋大学大幸キャンパスにおける「がんを生き抜くライフトピアスクール」講師。タイトル:「がん患者のセルフケアのすすめ」

 2007年度、東海大学医学部保坂隆教授を主任研究者とする厚生労働省科学研究、がん臨床研究事業、“がん患者や家族が必要とする社会的サポートやグループカウンセリングの有用性に関する研究”において、がん患者向けのプログラムの開発、実施にファシリテーターとして協力。プログラム実施対象となった鹿児島市内の相良病院のがん患者へのプログラム実施でファシリテーターを務めた。

 2007年9月&2008年9月、(財)愛知県健康づくり振興事業団(日本対がん協会愛知県支部)主催のがん患者支援事業「希望のコンサート」に協力。

 2008年〜2009年、がん患者支援プログラムとして、あいち健康プラザにて、がん患者のための「こころのセルフケアワーク」連続開催(本文記載)。後援:愛知県、(財)愛知県健康づくり振興事業団

 2008年度〜2009年度、国立がんセンターがん対策情報センター「市民・患者パネル」として、全国から50名のうちの1名に選出。

 2008年、2009年、わかば会は(財)正力厚生会より助成金受領。さらに、(株)エイボンプロダクツより「エイボン・ピンクリボン・サポート」助成金受領。

 2008年5月、第97回日本病理学会総会(金沢)、市民公開講座「臨床の現場における病理学の役割 〜病理診断科標榜への期待〜」にパネリストとして参加。タイトル:乳がん患者の“病理医への期待”

 2008年10月、藤田学園医学会(豊明市)の特別講座&シンポジウム「がん患者に対する全人的ケア」にて、パネリスト参加。タイトル:“こころのセルフケアの必要性”

 2008年10月、USエイボンプロダクツ&US国務省主催の乳がん国際会議出席。ワシントンDC、the Wellness Community視察

 2008年11月、第3回がん医療従事者の育成に関する研究会(名古屋)で特別講演“がん患者のこころのセルフケアについて”

 2008年11月、愛知県主催がん講演会「早期発見にはがん検診を」(名古屋)でパネリスト“患者の目線で考える、がんとの付き合い方”
 2008年11月、朝日新聞主催「いのちの絆、ピンクリボンフェア」(名古屋)でトーク“乳がんの早期検診・診断で自分と家族を守る”

 2008年11月、徳洲会グループ医療経営セミナー(千葉県幕張)“がん患者支援、今なにができるか?”

 2009年3月、女と男のつどい(半田市)、講演“がんを前向きに生きる”

 2009年5月、「癒しのコンサートin京都」開催、病理医+がん患者+障害者+学生+ボランティアの約50名が参加(聴衆は180名)。

 2009年11月、「癒しのコンサートin愛知」開催予定(あいち健康プラザ、プラザホール)、医療者+がん患者+障害者+学生+ボランティアでつくる。愛知県後援。



“こころのケア”を促すファシリテーターが必要 地域社会の中でキャンサーサポートプログラムへの理解を広げたい

 「病院では、がん患者に対する心のケアが不十分」−そんな声をよく耳にします。でも、精神的なサポートは、病院の中だけ、医療者だけで十分できるのでしょうか?
私自身、乳がんを体験したサバイバーですが、患者会の中では、体験者が互いに語り合ったりするなかで、こころを打ち明け、自分を解放し、他者に聴いてもらう、共感してもらうことで、不安が薄れていくひとをたくさんみてきました。
 セルフヘルプグループのピアサポートは、医療のそと、地域社会のなかで活躍できます。私は、2006年からオーストラリアのガウラー財団のキャンサーサポートプログラムに参加し、同財団の日本支部としてプログラムを実践する認証を得ています。内容を日本人向けにアレンジし、がん患者を対象に“こころのセルフケア”を促すグループワークを実践していますが、09年10月までの3年間でのべ800人余りが受講しました。それだけニーズが高いです。今後、がん患者が自分の人生を自分らしく生き、自己実現していくことを促すサポーターの養成が急務です。患者は何かしてほしいと要望するばかりではなく、患者でもサバイバーとして自立して、セルフケア(=自助)、ピアサポート(=互助)を展開していくべきではないでしょうか。

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理事

裴 英洙
はい えいしゅ
 


がん患者支援&ピアサポートに対するメッセージ

病気のことが分かりにくくて悩んでいる患者さんが多くおられます。医師の説明は難しくて、看護師も専門用語を使うし、インターネットに流れている情報は氾濫しているし・・・。
医療を取り巻く情報格差を無くすために活動をしている時に、わかば会代表の寺田さんと運命的に出会いました。癌の最終診断を担う病理専門医として、癌患者さんに分かりやすく、かつ的確に病気のことを伝えることが我々の使命でもあると考えています。患者さんは「どうして分からないのか」、医療者は「どうして伝えられないのか」、双方のコミュニケーションの格差がお互いの距離を大きくしています。双方向からの適切で適量な情報発信と受信こそが、信頼感のある医療を創っていけると信じています。まずはご自身の不安や疑問を明らかにすることを通じて、病気を理解していきましょう。そのためにわかば会が“支援&ピアサポート”を通じて応援します。良い医療とはチームで取り組む医療です。患者さんはチームの中心です。その周りには多くの強力なサポーターがいることを忘れないで下さい。私もわかば会を通じて、チームの一員として参加します。
Let’s study together, let’s live together!

【所属、肩書】
1)財団法人健康予防医学財団 理事
2)メディファーム株式会社 代表取締役社長
3)藤田保健衛生大学 医学部客員講師
4)静岡産業大学 客員講師
5)NPO法人ぴあサポートわかば会理事
【プロフィール】
出身地 奈良生まれ大阪育ちの関西人
学歴・職歴

医師・医学博士・MBA・病理専門医
金沢大学大学院医学研究科修了
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネススクール)修了

病理専門医として癌診断に関わりつつ、医療を取り巻く情報格差を無くすためにコンサルティング会社を経営。理念:医療を取り巻く情報格差をなくす

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理事

瀧山 晃弘
たきやま あきひろ

 


がん患者支援&ピアサポートに対するメッセージ

常日頃病理診断業務において癌の診断などをさせて頂いておりますが、臨床の現場や患者様の御声といったものがなかなか聞こえてこないのが現実です。そんな中小生の母が乳癌を患い今年の2月に手術を受け、患者とその家族の悲痛な思いといったものを痛切に感じた次第です。ちょうどその時わかば会の活動に出会い微力ながら応援させて頂くことになりました。これも何かの御縁と思っております。何卒よろしくお願い申し上げます。


【所属、肩書】
1)北海道大学大学院医学研究科病理学講座
分子細胞病理学分野 客員研究員
2)NPO法人ぴあサポートわかば会理事
【プロフィール】
出身地 鳥取県鳥取市
学歴・職歴  1993年:北海道大学理学部物理学科卒業(宇宙物理学研究室)
 1995年:北海道大学大学院理学研究科 数学専攻修士課程終了
       (特異 点論グループ)
 2001年:北海道大学医学部医学科卒業
 2005年:北海道大学大学院医学研究科脳科学専攻神経病態学講座
      分子細胞病理学分野博士課程修了
 2005年〜同 客員研究員, 医療法人渓仁会手稲渓仁会病院非常勤医師
基本的な考え方 日常の病理診断業務等を通じ、神経病理を含む人体病理学から精神病理を含む幅広いスペクトラムをひとつの一貫したパースペクティブで理解することを究極的な目標としています。そこには哲学におけるアポリアのひとつである心身問題(心脳問題)が横たわっており、また医学や理論物理学などの物質科学だけでなく様々な分野の考え方を必要とするわけですが、分野間の相互作用の平均個数を自然対数の底e個以上にし、なんらかの相転移を引き起こしてみたいと思っています。
趣味 音楽は人間精神が生み出した高度の抽象性を備えたものでありながら、その演奏にあたっては極めて繊細な身体性をも要求されます。こうした意味で音楽の演奏は私にとっては心身問題のひとつの鍵でもあります。スクリャービンのピアノ作品を特に好んで演奏しています。また、ぷらぷら山を歩くのが好きで、特に樽前山に登ると元気が出ます
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理事

金子 千之
かねこ ちゆき

 


がん患者支援&ピアサポートに対するメッセージ

寺田佐代子さんとの出会いは偶然で、本会(わかば会)は当初、乳がん患者を支援する団体と伺っていました。その後、大学での昼食時やコンサートに足を運ぶようになり、寺田さんの人柄や実際にがん患者の方とお話をする機会を得ました。本会は病んでいる患者さん同士の会話など、即ち、アットホーム的な雰囲気である印象を受けました。
今後、本会が地域と密接な関係を軸にし、愛知から東海地区、そして全国に知れ渡り、がん患者の生き方・考え方を共有しながら発展して行く事を願っています。
何卒よろしくお願い申し上げます。


【所属、肩書】
1)藤田保健衛生大学医療科学部講師
2)NPO法人ぴあサポートわかば会理事
【プロフィール】
出身地 鹿児島県
生年月日 1957年9月26日
学歴・職歴 1980年3月:名古屋保健衛生大学衛生学部卒業
1980年4月:名古屋保健衛生大学病院検査部病理
1987年10月:藤田保健衛生大学総医研助手
1998年4月:藤田保健衛生大学衛生学部講師
活動、モットー 本業は藤田保健衛生大学医療科学部の教員で教育の傍ら、癌の研究(免疫染色や電子顕微鏡を用いて悪性中皮腫と腺癌との鑑別や子宮がんや乳がんの早期発見)も遂行しています。
私は現在、日本細胞診断学推進協会細胞検査士会役員(支部代表委員長)としてがん検診の啓発活動や細胞検査士の後進の指導や育成にも取り組んでいます。
趣味 趣味はスポーツ観戦(野球、サッカー、大相撲)や旅行です。
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監事

堤 寛
つつみ ゆたか



プロフィール

自己紹介


 



プロフィール

 横浜生まれの浜っ子。娘3人。1976年(昭和51年)慶應義塾大学医学部卒。1980年3月同大学大学院(病理系)修了。同4月に東海大学医学部に移動して21年間在籍。2001年6月、愛知県豊明市にある藤田保健衛生大学医学部第一病理学、教授に就任。単身赴任。横浜みなとみらいにあるけいゆう病院には、かれこれ30年来、非常勤職員として勤務している。

 日本病理学会学術評議員・病理専門医、日本臨床細胞学会評議員・専門医、日本組織細胞化学会評議員、日本感染症学会Infection Control Doctor、医療の安全に関する研究会常任理事など。

 本業は病理診断と医学教育。「患者さんに顔のみえる病理医」をめざしている。免疫染色を病理診断の中に導入したパイオニアである(と自負している)。現在は、感染症の病理の他、院内・職務感染防止、医療廃棄物適正処理、安全教育や「日本の常識、世界の非常識」を見つめ直すような提言を続けている。他の人がやらない「穴埋め病理医」と「社会派病理医」を目指している。2001年に一般書「病理医があかすタチのいいがん悪いがん.最新診断治療ガイド」(双葉社、絶版)と「病院でもらう病気で死ぬな.現役医師が問う、日本の病院の非常識度」(角川新書)を出した。

 最近は、“単著”の教科書作りに余念がない。「画像詳解 完全病理学総論」(医学教育出版社、2005)の他、看護学生向けにクイックマスター病理学(医学芸術社、2006)、パワーアップ問題演習病理学(医学芸術社、2006)、さらに渾身の作品「完全病理学各論(全12巻)」(学際企画、2007)を出した。2008年秋には、学生向け「完全病理学各論エレメント版(1冊に縮刷)」を上梓。2009年1月には「完全病理学(全12巻)」のDVD版を発刊した。感染症の病理の英語版CD-ROM(2004年)は自信作である(web siteで閲覧可能 http://info.fujita-hu.ac.jp/~tsutsumi/index.html)。

 趣味はオーボエ演奏で、18年ほど続けている。2004年から毎年3月に、大学病院の乳がん患者会「わかば会」の講演&コンサートで、患者さんとオーボエ&ピアノデュオを演奏している。嬉しいことに、ボランティア演奏のチャンスが結構多い。2009年、5/4(日本病理学会の翌日)には、京都で病理医とがん患者と障害者による“癒しのコンサートin京都”を実施。

 わが病理学教室HPには、患者さん向け、学生・研修医向けの情報を含めて多彩に公開している。ぜひ、訪問あれ(http://info.fujita-hu.ac.jp/pathology1/http://www.yamagiku.co.jp/byori/)。


自己紹介

 私のモットーは、だれもやってないこと(できないこと)をやる。自分らしく、自分しかできないことを推しすすめる。いわば、社会派病理医、いや穴埋め病理医の実践です。

 好きな言葉(ラテン語の格言):「Si bonus es, casu vivere, Sexte, potes」
 (善良なだけだと普通の生き方しかできない:自分らしく生きよう!と勝手に解釈してます)

 ほかの人にあまりない変わった病理医の特徴を以下にまとめてみます。
1.病理診断のセカンドオピニオン提供(無料ボランティア)
2.病理医としての裁判例の鑑定意見、患者の権利を守る(オンブズマン活動、患者の権利法会員)
3.細胞・臓器や病理標本の所有権を考える
4.感染症の病理診断(守備範囲の広い専門家は私のほかにいません)
5.病理学に関する単著教科書づくり(果敢なる挑戦です)
6.患者会との連携(「わかば会」のほか、ソレイユ、イデアフォー、teddy)
7.患者さんといっしょに奏でる音楽活動(「輪の和」、ボランティア演奏:オーボエ)
8.がん患者さんのこころのケアへのお手伝い(ピアサポート、グループワークの支援)
9.ハンセン病剖検例からハンセン病の差別の歴史を振り返る
10.病気腎(レストア腎)移植問題(徳洲会グループとの共同作業)
11.院内感染防止対策・業務感染対策
12.医療廃棄物の適正処理
13.病院におけるホルマリン・有機溶剤対策
14.ユニークな医学教育(「医療を考えるセミナー」の開催)
15.安全教育の実践(病院管理学、感染対策学、病気にならない生活の知恵など)
16.タイ・ミャンマーでのボランティア活動(地球市民ACTかながわへの協力)
17.研究では、リケッチア感染症の「日本紅斑熱」の早期診断、C型肝炎ウイルスの証明法確立、そして一番力を入れているのが「酵素抗原法」の技術開発です。「酵素抗原法」という新しい染色手法を広めたい。これは、世界中の誰もやっていません。現在、うまくいきつつあります。
18.雑多なことをやっているおかげで、さまざまな分野の方と知り合いが多いのも特徴です(他分野の医療者・コメディカル、弁護士、マスコミ、患者さん、ゴミ・清掃関係、ボランティア団体、音楽家、少しだけ政治家など)
19.ホームページによる情報開示(患者向け、学生・研修医向け、医療者向けに情報満載:秘書さんの協力が絶大です!)
20.変わったところでは、オーボエレッスンで世界一の先生についていること
  (何せ、2時間個人レッスンで1万円、リード4本付き!)

 これからは、わかば会と共同で患者さんのためになる活動をもっとしたいですね。音楽も本当に続けていてよかったです。ボランティア演奏の輪を広げたい(「輪の和」活動)。

 夢は、現役中の「病理診断科」の開業。広域の地域医療に役立つ病理医を演じたい。本物はまだ誰もやっていません。

 一般書も書いてみたい(これまでに2冊書きました)。専門書としては、病理標本のヴァーチャルスライドを用いた教科書と電子顕微鏡アトラスがとりあえずの目標かな?

 研究では、「酵素抗原法」(標識抗原を用いて、組織内の特異抗体産生細胞を局在する組織化学手法)を何とかものにしたいです。

2009年4月22日



がん患者支援&ピアサポートに対するメッセージ

 寺田佐代子さんの前向きな姿勢、ポジティブ思考にはまった結果、私は長年、寺田佐代子の秘書役を担っています。33歳の若さで2003年秋に亡くなったMさんと寺田さんによる乳がん患者会「わかば会」の立ちあげを、私は当初からお手伝いし、多くを勉強をしました。
 サヨコはピアカウンセラー、グループワークのファシリテーターとして、がん患者の「こころのセルフケア」に貢献しています。ニーズが高く、やりがいのある活動分野であると私は実感します。がん対策基本法が実施され、行政もがん拠点病院もがん患者のこころのケアへのアプローチが求められています。2009年10月にNPO法人化されたわかば会が、社会的に公認された形でソーシャルアクションすれば、サヨコ風の考え方、前を見る実践力が、数多くのがん患者に伝染して、元気と希望を与えることは間違いないでしょう。医療者が気づきにくい、気づいても実践できない内容や実践です。患者発信のこうしたアドボカシー活動のニーズがより広く理解され、医療との役割分担が確立することを目指したいと思います。

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